『NO MAN'S SKY』評価/プレイ感想
『NO MAN'S SKY』評価/プレイ感想
イギリスのインディーディベロッパーHELLO GAMES社が開発した新作PS4/PCゲーム『NO MAN'S SKY(ノーマンズスカイ)』の評価レビューをしたいと思います。一生かけても全ての星は周り尽くせない天文学的な広さの宇宙を旅するゲームです。
宇宙が舞台の広大なサバイバルゲーム
不時着したところから旅が始まる
プレイ開始すると壊れた宇宙船の近くで目が覚めます。どうやら何らかのトラブルに見舞われ、見知らぬ星に不時着したようです。まずはこの宇宙船を修理しないといけません。特にイントロや細かいチュートリアルはないので、表示されるヒントを頼りに自力でやることは考えないといけません。
ピストルを使って元素を集める
持っているピストルを使って岩や木々を破壊することで元素を得られます。この元素がアイテム作成のための素材であったり、エネルギー補充に必要なものとなります。
地形を破壊することもできる
特定の巨大な岩など自由に破壊できる地形もあります。これも元素を得られるのは同じですが好きな部分を削れるのが特徴となっています。傾く角度で壊しても崩壊するような現象は起きず、空中に浮くという結果になったのでそこまでリアルな物理シミュレーションではないです。
スキャンして新種を発見する
星1つ1つがユニークな存在で、ネットを介して他のプレイヤーとゆるく繋がっています。星やそこに存在する生物などの第一発見者のプレイヤーが自由に名前をつけてアップロードすることができます。スキャンをしながら発見を繰り返していくのもこのゲームの醍醐味の1つです。
センチネルという警察のようなドローン
環境を破壊して元素を集めているとセンチネルの警戒を招いてしまいます。見つかると攻撃してくるので、逃げ切るか倒さねばなりません。このゲームには主立った敵がいないので、このセンチネルとの戦いがほぼ唯一のアクション要素なのは非常に物足りなかったです。異星人との戦いなどFPSゲームらしいアクションを期待していると肩透かしを食らいます。
活動している生物も沢山いる
中には襲ってくる生物もいますが、こちらから攻撃しない限りほとんど安全です。エサ(元素)をあげると喜んでなつく生物もいます。殺すかエサをあげるか位で他にインタラクティブな要素はないので、だいたい観察しているだけになります。
船が修理できたらいざ宇宙へ
修理して船を自由に使えるようになっても、燃料があるので好き勝手に乗り続けることはできません。特に飛びだつのに必要なエネルギーの消費が激しいです。乗ったり降りたりを繰り返しできないので注意が必要です。このまま星を探索してもいいですし、宇宙に出て先に進むのも自由です。
シームレスに繋がる地上と宇宙空間
初めて宇宙船に乗ったときは少し感動しました。ブーストを使ってスピードを上げながら空に向かって一直線に進みましょう。あっという間に大気圏を抜けて宇宙空間へと飛び出します。近くには他の星や宇宙ステーションがあるはずです。
異星人との出会い
各宇宙ステーションには1人の異星人がいます。言語が違うので最初は何を言っているか分かりません。単語を教えてもらったり、近くの機械から学習して少しづつ分かるようになっていきます。言葉が通じなくてもやり取りはできます。異星人とは用意された会話しかできないので世界がものすごく静寂に感じてしまいます。いわゆる街とかそういう人が集まっている拠点がないので寂しいです。
ワープに必要なアイテムを生成して次の星団へ
ここから後は景色は違えどやることは基本的に同じになります。ワープに必要なアイテムを生成して隣の星団へ移動を繰り返しながら、銀河の中心を目指すのです。
宇宙空間でのドッグファイト
宇宙空間に漂うコンテナを破壊してアイテム収集などしていると、地上のときと同じくセンチネルの宇宙船がやってきます。逃げ切るか倒さないといけないので、宇宙空間でのドッグファイトを楽しむことができます。突然、海賊船に襲われることもあります。
装備品の強化やRPG要素
新しい武器を買ったり、能力を高める(より長時間走れるようになったり)機能を開発したりとRPG要素も多くあります。自分のスーツと宇宙船に持ち物を所持できるのですが、結構すぐいっぱいになってしまうので頻繁にアイテムを売ったりしなければならないのが煩雑に感じました。お金が貯まればスペースの広い新しい宇宙船を買うこともできます。
セーブポイント(データの記録)
ノーマンズスカイのセーブは宇宙船に乗り降りする度、シェルターに入る度などに自動で行われます。他にもマーカー(アンテナのようなもの)を起動するとそこでセーブデータの保存が行われ、それ以降もそこでセーブができるようになります。
まとめ
まったり長く遊ぶゲーム
これといったストーリー展開があるわけでもなく、誰かに追われているのでもなく、ただひたすら星を探索しては次の星へ移動するだけという地味なゲームです。でも何故か繰り返しプレイしたくなる中毒性が秘められています。例えば強い武器を手にしたところで戦う相手はほぼいないですし、探索の効率が良くなる位です。それでもちょっと嬉しく感じてしまう自分がいました。次の星に行ってみたくなってしまうのです。人を選ぶとは思いますが、ハマるといつまでもプレイできてしまいます。面白いというよりはクセになるゲームというのが相応しい表現かと思います。
『NO MAN'S SKY(ノーマンズスカイ)』の感想/評価/レビュー点数
7点(10点満点中)
良い点/面白いと感じたところ
・幻想的なグラフィックで広大な宇宙空間を旅できる
・頻繁に色々なことに補給が必要なのでサバイバル感がある
悪い点/つまらないと感じたところ
・物語の起伏も他のNPC以外の登場人物もいないので寂しすぎる
・インベントリの空き数が少ないので管理が煩わしい
『戦国BASARA真田幸村伝』評価/プレイ感想
『戦国BASARA真田幸村伝』評価/プレイ感想
カプコンより発売になりました新作PS4/PS3ゲーム『戦国BASARA(戦国バサラ)真田幸村伝』の評価レビューをしたいと思います。このシリーズをプレイしてもらうメインターゲット層は女性やアクションが得意でない人向けなので、ゲームを普段からやっている人なら超簡単にクリアできてしまいます。
超カジュアルな無双アクション
バリエーション豊かなステージ
本編のステージは1本道ではありますが、後述するミニゲームを含め毎回プレイする内容に1味違ったアクセントがあるのでバリエーション豊かになっています。防衛がミッションのステージもありますが、三國無双のような戦局を楽しむものではなく、どれも敵をなぎ倒しながら先にどんどん進む感じです。ボス武将も最後には毎回出てきます。
3〜4時間あれば余裕でクリアできる
本作のメインである真田家を歴史に沿ったストーリーで進める本編「真田幸村の生涯」は全部で10章で構成されています。1章が15分〜30分程度でクリアでき合計3時間ちょっとのプレイ時間でエンディングまで到達できてしまいます。定価7000円払ってこれは酷いと思いますが、一応他にもプレイできる内容はあるので後ほど解説していきたいと思います。
ど派手なバサラ技で大ダメージ
戦っていれば徐々に溜まるバサラゲージが満タンになると必殺技を放つことができます。キャラクター固有でそれぞれエフェクトは派手なので見て楽しいです。しかし若干長いので何度も見せられるのは少し煩わしく感じてしまいました。
武心錬真ゲージでパワーアップ
ゲーム中に青つづらを壊して武心という青い玉を集めると左下の丸い「壱・弐・参・・」ゲージが溜まっていきます。この段階に応じて自分の攻撃力や防御力が上がったり、装備した型に応じたボーナスが発生します。
虹色チャンスでお金を大量にかせぐ
虹色の服を着た敵がステージ上にいることがあります。倒すと四角いバリアが張られ、その中で条件を達成できるかチャレンジが始まります。内容は300ヒット達成させるものや攻撃をかわす見切りを成功させる等といったものがあります。大量のお金をもらえるので、お金をかせぐにはこれが一番手っ取り早いと思います。
装備のカスタマイズ
装備する型を購入したり強化させることができます。型によってステータスや前述の武心錬真ボーナスの内容が変わってきます。他にも武器や衣装を購入して変更することもできます。
ゲームをクリアすると解放される「真田の試練」モードでは沢山のキャラクターでプレイができるのですが、全員に固有の型・衣装・武器がバリエーション豊かにあるのはなかなか良かったです。
ミニゲーム的なステージ
ストーリーを進めていくと、馬に乗って障害物を避けながらゴールまで辿りつける時間を競うミニゲーム的なステージが登場します。他にも忍者が空を飛びながら空中に浮かぶ箱を壊したり、手裏剣で迫ってくる敵を撃ち続けるシューティングのようなステージもありました。
ボタン連打の本編に飽きた頃の息抜きとしてはいいかも知れませんが、これはこれで別に楽しくも面白くもなんともなかったです。初めて据え置き機でゲームをプレイする人は楽しいと感じるのかも知れませんが、戦国BASARAもシリーズを重ねているのですからもう少しやり甲斐のあるゲームデザインにして欲しかったです。
クリア後の楽しみ方
「前談秘話」というサイドストーリー
本編のサイドストーリー的なモードにあたる前談秘話というものがあります。各章で真田以外のキャラクターが裏で何をしていたかを追体験できるような内容になっています。
前談秘話はどれも短く、ボスのと一騎打ちだけのステージもあります。全ての章にサイドストーリーがある訳ではないですが、合計12話楽しめるようになっています。真田以外のキャラクターでプレイできるのはいいですね。
「真田の試練」は好きな武将でプレイ可能
本編をクリアすると「真田の試練」を遊べるようになります。本編のようにステージが構成されている訳ではなく、狭いエリア内で現れてくる敵を永延と倒すという内容です。
総勢46名もの武将でプレイできるのは驚きでした。真田幸村のゲームなのは分かりますが、せめてサイドストーリーだけでも全武将で用意されてあると良かったです。このモードだけでプレイできるのはもったいなさすぎます。
各キャラクターによって攻撃方法が違うので、最初は操作しているだけでも楽しいと思います。技もちゃんと用意されているので、やはりフィールドを駆け回りたかったです。
その他・ギャラリー・やり込み要素など
ギャラリーでは全武将のプロフィールや今まで見たムービーを鑑賞できたりします。本編をクリアしてしまえば全て解放されるので、条件によって解放されていくようなやり込み要素はもっと欲しかったです。
本編の各章には「六丸チャレンジ」という達成するとお金を追加でもらえるボーナス要素があります。やり込み要素と呼ぶには役不足ですが、ないよりは気持ちマシといったところでしょうか。長く遊びたいと思ったら最終的には「真田の試練」をプレイし続けるしかないと思います。
戦国BASARA 真田幸村伝は面白くない?
ボタン連打していれば余裕で進める
爽快感を売りにしているのは分かりますが、ラスボスまでボタン連打しているだけでハメることができそのまま倒せちゃうのはゲームとしていかがなものかと思います。「ミッキーマウス キャッスル・オブ・イリュージョン」の方が100倍難しいです。比べる対象はともかく、も少し頭と腕前を活かせるようにして欲しかったですね。
会話の威勢がいいだけで中身がない
イベントシーンだけでなく、ゲーム操作中もほぼずーっとキャラクター達が会話し続けています。アクションを一番に楽しむのではなく、会話を楽しみながら軽くゲームっぽいことをさせたいのでしょうか。まだ会話が楽しければいいのですが、実際は「熱くなってきたぜ!俺の思いをぶつける!」みたいなノリがいつまでも続くので全くついていけませんでした。
ファンタジー過ぎて戦国はどこ行った?
人間大砲で敵陣に乗り込んだり、帽子から人が消えたり出たり、空中浮遊する人がいたり・・まじめに考えると可笑しな点が沢山あります。本作は実際の歴史に沿った内容になっているハズなのですが、こういった感じで表現されてしまうと訳が分からなくなります。
まとめ
『戦国BASARA(戦国バサラ)真田幸村伝』の総合評価
良い点/面白いと感じたところ
・豪華な声優陣
悪い点/つまらないと感じたところ
・単調すぎるアクション
・ストーリーも会話もつまらない
『Titanfall2』評価・プレイ感想
『Titanfall2』評価・プレイ感想
日本国内で10月28日に発売予定の『タイタンフォール2』ですが、8月に2度行われましたテックテスト(オープンベータのようなもので主な目的はサーバー側のテスト)をプレイしたので、前作と比較も含めてプレイ感想と評価レビューをしたいと思います。なお、テックテストはPCでは行われなかったのでPS4でやりました。
スピード感はそのままで前作よりパワーアップ
まずはトレーニングで基本操作をマスター
壁移動や武器の扱いの練習などを行うトレーニング(チュートリアル)ステージがあります。一通りチューターから操作を教わったら最後にタイムアタック形式で総合テストがあります。トレーニングではタイタンは操縦せずにパイロットのプレイのみでした。
テックテストでプレイできた3種類のマルチ
今作で新登場でメインで推していると思われる賞金を競う「バウンティーハント」。よくあるキャプチャー・ザ・フラグ的な「アンプド・ハードポイント」。そしてタイタンなしでパイロット同士が戦う「パイロットVSパイロット」の3つのマルチプレイモードがプレイできました。
賞金を稼ぐバウンティーハント
バウンティー(賞金首)が何度かのウェーブで次々と現れます。バウンティーは全てAIです。倒すと自分の所持金が増えます。バウンティーが全滅してフェーズが終わるとバンク(銀行)がオープン状態になるので、そこで預けて初めて自分のチームの獲得金額となります。
バウンティーを倒してバンクへお金を入れるというターンを何度か行い、最終的に多くの賞金を獲得したチームが勝利となります。バウンティーの対象がタイタンの場合もあります。
このモードの面白いところが、相手チームのパイロットを倒すと彼が持っていた所持金を半分奪えるのです。なので、あえてバウンティーは狙わずにバンクの近くで隠れていてデポジットしに来た敵チームのパイロットを倒してお金を奪うという卑怯な方法もアリです。
キャプチャー・ザ・フラグ系のアンプド・ハードポイント
拠点の周辺にいることでメーターが溜まり、十分な値になるとその拠点を確保したことになります。相手側が確保した拠点も近づいてキープすると奪えるという、わざわざ説明するまでもないキャプチャー・ザ・フラグの仕組みですね。
せっかくのスピード感が楽しいタイタンフォールにはあまり合ってないような気がしました。動き回って戦うのが楽しいのに、拠点確保の為にその場に留まらないといけないというのが相反しちゃってると思いました。でもオーソドックスなFPSマルチプレイを楽しみたい人はどうぞという感じなのでしょうか。
タイタン抜きで勝負!パイロットVSパイロット
こちらも単純なモードですね。チームに分かれてキル数が多い側が勝利となります。タイタン抜きなので、純粋にFPSの腕を競うバトルとなります。
以上、テックテストで遊べる3種類のマルチモードでしたがプレイしていて最も楽しめたのは「バウンティーハント」でした。実際に参加プレイヤーの数も「バウンティーハント」に集中していました。
タイタンフォール2のカスタマイズ要素
パイロットは5種類までロードアウト(装備のセット)をカスタマイズできます。タイタンのロードアウト設定も可能ですが、テックテストではタイタンは2種類に限られていました。また、前作との違いですがカードは廃止されていました。
タクティカルというクラス毎に決められた特殊装備(ワイヤー移動ができるグラップリングフックや敵の位置をビーコンで一時的に表示させるパルスブレイドなど)、武器とアタッチメントを自由に組み合わせられます。レベルがあがると使えるアイテムが増えていきます。
タイタンが呼べるようになるまで
前作では一定時間が経つとタイタンを呼べる仕組みでしたが、2ではビルドタイムというものを稼がないといけません。この仕組みは賛否両論かと思いますが、活躍しないプレイヤーはタイタンをなかなか呼べないということです。
新しいワイヤーフック移動も爽快感バツグン
タイタンフォール1では壁走りが熱かったですが、それに加えワイヤーフック移動ができるようになりました。これで高いところへもひとっ飛びですし、タイタンにも乗っかってエネルギーを奪ったりと戦略の幅も広がっています。
まとめ
『タイタンフォール2』の総合評価
2では前作にはなかったシングルプレイもあるとのことで非常に楽しみです。1は結構ハマってプレイしましたが少なくとも、テックテストをプレイした限り2はそれ以上に楽しかったです。タイタンの種類が増えているだけでなく、パイロットの成長要素もいい感じです。もちろん前作を未プレイでもFPS好きには是非オススメできるゲームです。
『ReCore』評価/レビュー/プレイ感想
『ReCore』評価/レビュー/プレイ感想
マイクロソフトより9/15の発売日を迎えました新作PC/XBOX ONEゲーム『ReCore』の評価レビューをしたいと思います。開発はロックマンで有名な元カプコンの稲船敬二さんが関わっています。個人的にはロックマンDASHが大好きなのでReCoreのオープンワールド×アクション要素は期待していました。
シンプルなアクションがクセになる良作
一見グラフィックスは美しいが・・
AAA級の大作とは違いますが、細かい部分に目をつぶるといい味を出しているグラフィックスと言えます。実はよく見るとポリゴンが粗かったりエフェクトがハリボテ感が出ていてPS3時代の作りな印象ではありました。バグなのかローディング時に画面がチカチカするときもありました。
しかしPBRなど最新技術も使われていてプレイ全体を通していい意味でインディー感があって悪くないと思います。ReCoreのグラフィックスは”目を細めて見ると凄く綺麗な映像に見える”と言えばなんとなくイメージが伝わりますかね。
簡単操作のアクションが楽しい
4色の武器を使い分ける
シューティング部分はセミオートエイムで爽快に敵を倒しながら進めます。また敵と武器には4種類の色がついています。色によって効果が違い、相手と同じ色で攻撃することで大ダメージを与えられます。
弱体化したらコアを抽出する
そのまま倒してもいいのですが、弱体化した敵からコアというエネルギーを奪えます。強化に必要な要素なので集めておきましょう。これは魚釣りゲームの要領で行います。このときコンボが溜まっていると弱体化せずに即抽出ができる時もあってスカッとします。
ペット(ボット)を連れていける
物語を進めると複数のペット(ボット)を連れていけるようになります。1体しか戦闘には参加してくれないので必要に応じて切り替える必要があります。彼らは自動で攻撃してくれますし、エネルギーを消費して強力なアタックを指示することもできます。
RPG的な成長要素
ReCoreはただのアクションシューティングではなくレベル等のRPG的な成長要素があります。経験値を溜めて強くなるだけでなく、集めたブループリントと素材から新しいペット(ボット)のパーツを作ったり、入手したコアから主人公ジュール達のパラメータを強化させることができます。
クローラーという基地でしか強化できない
組み立てや強化を行うにはクローラーと呼ばれる基地に戻らないとできません。ショートカットはできるので便利ではあるのですがローディング画面を挟みますし、この行き来が少し煩わしいと感じました。
程よいパズル要素がいいアクセントに
ボットを集めて道を開いたり、ジャンプをタイミング合わせなければ進めない場所だったりとやっていることは割と単純なのですがいいアクセントになっていると感じました。回りくどくなく直感で分かりやすいので、お使い的な作業をやらされている感があまりなかったのにも好感を持てました。
手応えのあるボス戦
手応えというか武器(色)を使い分けないといけないのが忙しいという感じでしょうか。ボスは時間経過で色を変化させたり、邪魔な雑魚もわらわら出てくるので色々と忙しくなります。うまくやれば簡単に倒すこともできるあたりが、自分のゲームの腕が上がったのを実感できる仕組みがいいですね。ボスの数は多くはないですがバリエーションに富んでいるので戦うのが楽しかったです。
まとめ
『ReCore』の総合評価
ReCoreはアクションアドベンチャーが好きな人には是非プレイしてもらいたいオススメのゲームです。ダウンロード版を買えばXBOX ONEでもPCでも同じセーブデータで両方でプレイできるのは最近のマイクロソフトの戦略のいいところですね。せっかく面白いゲームで稲船さんというビッグネームで日本受けも良さそうなのにPS4版が出ないのは非常に残念です。
良い点/面白いと感じたところ
・簡単操作で爽快感のあるアクション要素
・ジャンプとダッシュで飛び回れる楽しさ
・パートナーのボットも活躍してくれる
悪い点/つまらないと感じたところ
・一見綺麗だが細部は粗いグラフィックス
・同時に連れて行けるロボットの制限
・ファストトラベルや強化ができる場所の制限
『Replica』感想/評価
今回ご紹介するのは7月11日にSteam およびitch.ioにて配信が開始された、韓国のインディー開発者SOMI氏手がける新作アドベンチャーゲーム『Replica』です。
本作はテロ事件の発生によって警戒が強化され、政府が個人の移動記録や携帯電話使用などを監視するようになってしまったとある国が舞台。プレイヤーはテロ容疑をかけられた人物の携帯電話(スマートフォン)を調べるよう政府に強要されており、その中にあるアプリやソーシャルメディアの記録からテロの証拠を見つけ出さなければなりません。
容疑者の携帯電話
ゲーム開始直後最初の謎解き
ホーム画面
ゲーム進め方は過去にご紹介した『Please, Don't Touch Anything』に似ており、電話帳やチャットアプリ、カメラロールなど、あちこちに散りばめられたヒントをもとに重要情報を導き出していきます。操作は基本的にクリックのみとなっています。また、時折かかってくる電話を受けたり、逆にこちらからどこかに電話をかけることも可能です。
おや? 誰からだろう
状況を説明される
場合によってはアプリをダウンロード
『Replica』は“インタラクティブ小説ゲーム”と表現されているように、ストーリーも魅力の1つです。携帯電話の記録や複数の人物とのやり取りによって、少しずつ明らかになるテロの「事実」と容疑者の人物像。本作には12の異なるエンディングが用意されており、プレイの進め方によっては「真実」にたどり着くことがあるかもしれません。
証拠の見つけ方
撮影された写真にもヒントが
テロリズム、政府による監視、ネットワーク社会といった、様々なものへの不安と恐怖を感じさせる『Replica』(ある実在事件への批判も含まれているようにも思います)。小粒な作品ではありますが、日本語対応に加えて価格は298円と非常にお手頃なので、機会があれば読者の皆様も是非体験してみてください。
スマホゲームアプリ『All is Lost』感想/評価
スマホゲームアプリ『All is Lost』感想/評価
本日は新作おすすめスマホゲームアプリ『All is Lost』の感想/評価/レビューです。iOS版は既にリリースされましたが、Android版はComing Soonになっています。雰囲気はミラーズエッジのiPhone版にちょっと似ているものがありますね。
ゲーム内容紹介・ゲームプレイ解説
両手を使うランゲーム
ゲームの内容は強制横スクロールのランゲームです。エンドレスではなく、ステージクリア型になっています。遊び方は人型のアイコンが見えたらジャンプまたはローリングの指示なので、画面左側をスワイプします。矢印アイコンの場合は機械の遠隔操作となり、画面右側を上下左右にスワイプさせることで障害物を解除できます。
各ステージの最後に出口があるのでそこまで到達できればクリアです。このゲームのコンセプトは、破滅する星に残されたクルーを助け出すというものなので、クリアした際は助けたクルーの人数が表示されます。
ゲームを1回ミスする毎にクルーが1名失われるので、最後までクリアできずに繰り返しているとクルーを助けることができなく終わってしまいます。この仕組みが今までのゲームとはひと味違った『All is Lost』のユニークな部分だと思います。
ステージのバリエーション
ジャングルっぽい星だったり、機械だけの星などステージ毎の見た目のバリエーションは確かにあります。しかし、基本的な部分は一緒なので劇的な変化はないように感じました。走っている時は操作に集中してないといけないので、そこまで気にはならないかも知れません。
単純にはいかないギミックが面白い
ガラスを突き破るギミックなど気持ちがいいですね。しかし次から次へと現れる指示の通りフリックしているだけじゃクリアできないのもこのゲームの面白さであります。ジャンプの次に左アイコンがあったとしても、実際は先に左アイコンが指しているクレーンを動かしておかないと、ジャンプした際に届かなくてアウトとなってしまう状況がありました。このようにステージを読み解きながらプレイする必要もあるので、いい緊張感が保たれます。
やり込み要素はいまいち
成長要素のパワーアップやアイテムなどがある訳ではないので、飽きは早いかも知れません。ひたすらステージをクリアしながらランクを上げていくのがこのゲームです。その分単純なのでいつでもどこでもちょっとした隙間時間に軽くプレイするには最適だと思います。
まとめ
『All is Lost(iOS/Android)』感想/評価/レビュー
5点(10点満点中)
良い点/面白いと感じたところ
・集中力が必要なのでステージクリアするのが楽しい
・ちょっとした隙間時間の暇つぶしにちょうどいい
悪い点/つまらないと感じたところ
・継続させる要素が少ない
『ダークソウル3』感想/評価
『ダークソウル3』感想/評価
本日はおすすめ新作PS4ゲーム『ダークソウル3(Dark Souls3)』のプレイ感想を述べながら評価レビューをしたいと思います。なお、過去作品は1のみプレイしましたが難しくて序盤で挫折してクリアには至っていません。なお、本レビューはPS4で行ってますが4月12日になればPC版(STEAM)もリリースされます。
ゲームの内容紹介・ゲームプレイ解説
正統派の続編といった感じ
グラフィックはかなり綺麗だと思いますよ。絶望的な雰囲気が画面からも伝わってくるこの空気感がいいですね。ただ、プレイした感じ操作やゲームシステムは特に大きく変わった点はないように思えました。安定と言えばそうなのでしょうけど、斬新さはもう少し欲しい気もしますね。
オープニングそして分身となるキャラクター作り
オープニングムービーが終わるとまずは自分のキャラを作成します。細かいところまで調整できますが、顔がいまいちパッとしないのが気に入らなかったです。率直に言うと男性でもかっこよくないし、女性でも可愛くないです。プレイ中見ることはほぼないにしてももう少しここは頑張って欲しかったですね。
外見の他には素性を騎士・傭兵・戦士・伝令・盗人・刺客・魔術師・呪術師・聖職者・持たざる者の中から選んだ結果によって、最初の装備品とパラメータが決まります。
相変わらず超・超・超難しい!
とにかくよく死亡します。雑魚キャラもボタン連打でボコスカ倒せるゲームとは訳が違います。このゲームをプレイするには精神的にも疲れますし、時間もめちゃくちゃ奪われますので覚悟が必要ですよ。
開始早々の最初のボスですが、ここで挫折しちゃう人もいるんじゃないかっていう程強いです。コツをつかめばなんとかなりますので、諦めずに何度も挑戦して頑張ってください。初見の人でもここを乗り越えられれば楽しくなってくるハズです!攻略方法は前半は攻撃をステップで避けつつチマチマ隙を見て攻撃。後半の変形後はうまく懐に飛び込んで一気に攻撃すれば倒せます。
基本はステージクリア型の1本道
くまなく探索すれば隠れた通路の先に宝箱があって武器を見つけたり、セーブポイントがあったりしますが基本は1本道です。モンスターの出現場所も一定なので繰り返しプレイして死んで覚えるゲームですね。
アイテムは消費されてしまう
エスト瓶という回復アイテムだけは3つ所持していてこれは死亡しても補充されます。しかし他の飛び道具である爆弾や投げナイフ等は使ったらそれが最後です。ですのでせっかく手強い敵をアイテムを駆使して倒せたとしても、その後やられてしまうと元の場所に戻ってアイテム無しでやり直さねばならないです。セーブポイントがそんなにないのでこれがキツいですね。
セーブポイントで回復できるがモンスターもリセットされる
セーブポイントに戻ると回復できてエスト瓶も補充されるので、途中で引き返して回復しながら進めばいいじゃんって思ってもそうは問屋が卸してくれません。倒したモンスターが全て復活してしまうのです。ただ、取得したソウルは失いませんから経験値稼ぎはできます。
ソウルを使って買い物したりレベル上げたりする
最初のボスを倒して先に進むと拠点となる塔に着きます。ここにはレベルアップしてくれるお姉さん、アイテムを売買しているおばあちゃん、武器の修理や強化を行う鍛冶屋のおっさんがいます。
必要なソウルは敵を倒すことで手に入ります。一部アイテムで入手も可能です。しかし死亡してしまうとそれまでに得たソウルを全て失ってしまうのです。これでは下手なプレイヤーはいつまで経ってもレベルあげすらできない完全な無理ゲーになってしまいそうですよね。しかし、回避策は一応用意されています。
失ったソウルを取り戻す方法
最後に自分が死亡した地点に魂が残っているので、そこまでたどり着ければ前回失ったソウルを全て回収することができます。あくまでも前回分の魂しか残らないので、そこまで辿り着く前に死亡してしまうともう取り戻すことはできなくなってしまいます。
この難易度が高すぎる戦闘に加え、負けたらソウルをすべて失うというリスクが緊張感を半端じゃないものにしています。本当に疲弊するゲームです。それでも次こそはなんとかと奮い立って再びチャレンジしちゃう自分がいるのでした。ハマると本当に時間泥棒なゲームですよ。
ゆるく繋がるオンライン要素
至るところに地面にメモが残されています。これはシステム側でチュートリアル的に用意されているものもありますが、残りは全てプレイヤー達が書き込んだものです。内容は「この先に注意しろ!」「飛び道具が必要だ」「ここを壊すと道がある」などゲームのヒントを残してあるものが多いです。皆で強力し合っている感じがいいですね。
他にも地面に血が残っていて、他のプレイヤーの死亡した最後の動きが残像として見れます。それを頼りに危険があることを事前に察知できる場合があります。
オンラインの協力プレイもあるのですが、まだトライしていないので試してみてからその時はレビューを追記したいと思います。
まとめ
覚悟がある人は是非プレイしましょう
超巨大なドラゴンが吐く炎が本気で恐くて逃げる経験、屍が振りかざしてくる剣に身の毛もよだつような恐怖を得られるのはこのゲームだけじゃないでしょうか。マジでビビります。本当にマゾゲーです。それでもハマれば時間を忘れて永延とプレイしちゃいますよ。こんなに理不尽なのに楽しいゲームは類をみないですね。
前作や前々作もしくはブラッドボーンをプレイして好きになった人は問答無用で相変わらず楽しめると思います。もしくは本作が初めてだという人でも、ストーリーを楽しむようなゲームではないので全く問題ないです。覚悟さえできていれば!
『ダークソウル3(Dark Souls3)』の感想/評価/レビュー【PS4】
8点(10点満点中)
良い点/面白いと感じたところ
・しっかり守って避けながら攻撃しなければならない本格派アクション
・超難関な巨大ボスとの戦いに勝利した時は自分が天才に思える
・成長要素や武具の収集もあるのでRPGとしてもやり込み甲斐が高い
悪い点/つまらないと感じたところ
・難しいの一言に尽きるでしょう